親子3代、ゆっくりと楽しんでいらっしゃいました。どこにでもある春のひととき。
桜を見上げたまま、ふとお二人が立ち止まった場面です。
どこにでもある桜並木。いつもと変わらぬ散歩道。
どこにでもある春のひととき。誰にだって来る幸いな時間。
桜が毎年同じように咲いてくれるのも そんな時間を全ての人が楽しめるようにと思ってかも知れませんね。
これまでも、これからも。
❝4月毎に薄紅の砂時計の底になる❞ この小路
「また来年も来るからね」って小さなささやき声が、そういえば聞こえたような?