食事を終えて店を出た後、傘を忘れてきたことに気付き 取りに戻る。
店員さんは思い当たる処があるらしく、「ハイハイあれですネ」という感じで
奥に引っ込んで…
というところで目が覚めてしまい、傘を「向こう」に置いてきてしまった感が
そういえば ずっと残っていたのだった。(夢見は夏の終わり頃だったか…)
久方ぶりの雨に傘を持ちだし、覗き窓のように「向う」を映す水たまりに
ぶり返すもどかしい心持ち。
折角傘を取りに行ってくれたのに、店員さんに悪いことしたナ。
ずっと置きっ放しのままだし、今度ちゃんと受け取りに行かなくちゃ。